三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
お知らせ 2020年06月24日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
TVなどでも腰痛が取り上げられる事も多くなり、その中でも仙腸関節と呼ばれる骨盤関節の変位や固さが、腰痛に関与しているのではと言われる事も多くなって来た様に感じます。
今日は『仙腸関節』と『腰痛』ついて書いていきたいと思います。
目次
骨盤にある関節になり、背骨の下の方にある仙骨と、寛骨の中の腸骨で作られる関節で仙腸関節と呼ばれています。
この関節の付近は強固な靭帯で覆われているため、動くとしても数ミリメートル程の微細な動きになります。
関節の形は平面の関節とは言うものの、仙骨の凸部分に腸骨が重なっている部分もあるため、上下左右と言うよりは、仙骨に対して回旋する様に動きがあるとも言われています。
腰部筋は勿論、腹筋や背中の筋肉、股関節~足にかけての筋肉も骨盤には付着しているため、それらの緊張も仙腸関節の変位や固さに関与するとも言われています。
慢性的な腰痛とは少し違うかもしれませんが『ぎっくり腰』では仙腸関節部の捻挫で、炎症が治まった後もそのズレが解消されない事が慢性腰痛に繋がるという話もあります。
仙腸関節は腰骨や腰部にかかる負荷を、あそびと呼ばれる関節の余裕を持つことで、負担を減らしてくれると言われています。
関節の固さがあると負担を減らし辛くなる以外にも、なにか動作を行う際に、その他の関節の負担が大きくなる事により、股関節の症状などが出てしまう場合もあると考えられます。
『仙腸関節』は実際にご遺体を解剖すると、可動性は見られなかったと言われる事も有ります。
しかし検査を行うと前後に付いている骨盤の突起の高さが左右で違う事や、検査前に固さを感じた骨盤関節が動く事によって、術後腰痛がなく動ける事もあり、僕自身は何らかの形で腰痛と関与が有ると考え、検査の一環として指標の一つにしております。
仙腸関節に対する調整方法は意外と沢山有ります。
少し前にTVなどで紹介された、AKA療法と呼ばれるお医者様の考案された関節を調整する方法の中でも何種類もありますし、もしくは整体を受けたことがある方であれば、骨盤の関節を動かすと聞くと、ひねりを加えてバキバキ!っとする調整を考えるかもしれません。
瞬間的にバキバキとなる調整を行う事で周囲の筋肉も緩み、即効性が期待できるので良いのですが、ゆっくりと骨盤を調整方向に押さえる、もしくは突起部をズレの逆方向にゆっくりと動かすだけでも、骨盤関節は調整され、歪みや固さにも変化が出ますので、当院はバキバキとする関節の調整は行いません。(院長施術は行います)
骨盤は筋肉などで様々な場所とつながりがあるため、その場所の調整を行い、仙腸関節の動きの確認を行う場合もあります。
骨盤の調整を行う事で、慢性的な腰痛が治まる事もありますが、骨盤関節の変位や固さは、あくまで腰痛の原因を探る指標の一つになります。
場合によっては頚の動きの悪さや、足首の関節の固さなどが関わって腰痛が慢性化している場合もあります。
一言に腰痛と言っても様々な原因で起きる場合が考えられますので、しっかりと検査を行い、患者様の状態に合わせた調整が必要になってくると考えます。
四日市にて『腰痛』でお困りの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご相談くださいませ。
© 2016 ささがわ接骨院・整体院.