三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
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スタッフブログ 2020年06月19日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
『手根管症候群』と言われると、あまり聞きなれない方も多いかもしれませんが、出産後や更年期の女性などに多く発症し、朝一の手のしびれや手指の動かし辛さなどを訴える症状になります。
お仕事が変わったなどの環境の変化によって、慣れない作業を行う事により症状が出る事もあり、作業に支障が出て困る方もいらっしゃると思います。
今日はそんな『手根管症候群』ついて書いていきたいと思います。
目次
『手根管症候群』とは手首にある手根管という所で、神経が圧迫される事によって発症します。
この手根管というのは骨と靭帯によって作られるトンネルの様なものになります。
そのトンネルの中を正中神経という神経が、たくさんの腱と一緒に通っているのですが、この神経が家事などによって手首の使い過ぎが起きたり、出産などによってホルモンバランスが乱れる事により症状が発症しやすくなります。
神経の圧迫が考えられるので、痛みの他にしびれや動かし辛さなどの症状も出てきます。
症状が進行してくると、物をつまむ様な動作や、細かい手作業などを行う事も難しくなってくるため、日常生活にも支障が出たりします。
検査を受け『手根管症候群』と分かると、使い過ぎた患部を休めるための安静、注射や湿布、電気治療などが行われる事が多くなります。
これらの治療を試みても、症状の変化が見られない場合や、日常生活に大きな問題が生じている場合は手術などが検討されます。
先ほど手首のトンネルで腱や神経が多数通り、その手根管と言う場所で圧迫されているという話は書きましたが、この腱にはそれぞれ筋肉がついており、その筋肉に問題が有る場合や、手首の関節のズレなどによりこの手根管が狭くなっている場合なども考えられます。
『手根管症候群』は関節が正常な位置からズレてしまっている場合は、筋肉や腱にも偏った負荷がかかり、繰り返しストレスがかかってしまう事によって、知らず知らずのうちに負荷が掛かってしまい症状が治りにくくなっている場合があります。
またこの手首を通る腱は辿っていくと肘や前腕部にも付着していますので、それらも踏まえた上で調整を行っていく方が効果が期待できると考えます。
今現在行っているリハビリで症状が少しずつでも変化していれば良いのですが、症状が中々変わらいという方は、日常的にかかる負荷が回復力を上回っている場合や、原因が他にある事も考えられますので、もしかしたら違う調整を行ってみるのも良いかもしれません。
当院の整体では『手根管症候群』でいらっしゃった患者様も手首だけ見るのではなく、肘や指、その他の関節などの動きも、しっかりと見て施術を行っていきます。
四日市にて『手根管症候群』でお困りの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご相談くださいませ。
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