三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
スタッフブログ 2020年06月18日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
口を動かす際に顎の関節に問題が起きて症状が出る『顎関節症』
症状が出ると会話や食事など、何気ない日常の動作にも支障が出て困ってしまいますよね。
今日は『顎関節症』ついて書いていきたいと思います。
目次
『顎関節症』とは顎の関節に痛み・動かすと音が鳴る・運動障害(開け辛いなど)といった症状が出る病態となります。
この『顎関節症』にはいくつか型が存在し、筋肉や靭帯に問題があるもの、関節円板の変形などを含めた関節に問題が有るものなどに分類されます。
きっかけは様々で、固い物を食べた際、あくびなどを行い口を大きく開けた際など、きっかけがわかりやすいものから、環境の変化などに伴って精神的な緊張なども関与して発症したりも致します。
軽度のものですと障害が少ないため、数年単位で放置されていて、徐々に症状が悪化していき、何かのきっかけで『顎関節症』の症状が強くなることがあります。
いざ『顎関節症』になってしまうと、意外とどこを受診すれば良いのか分からないという事をよく聞きます。
あごの症状の原因が、たとえば口の中の歯などが問題と考えられる場合は、歯科へ行かれるのが良いと考えます。
症状の原因が、口の外のあごを動かす筋肉や関節の問題が考えられる場合は整形外科、もしくは整体という方法を考えて頂ければ良いと考えます。
個人的な意見にはなりますが、あまり効果は期待できないと考えています。
理由として大きいのは『顎関節症』が発症してしまう原因が、あごだけで起きている事は少ないと考えているからです。
当院にご来院頂いている患者様も『顎関節症』が出る方のほとんどの方が、首の関節に問題を抱えている事が挙げられます。
その首の問題などを辿っていくと、姿勢の悪さや腕の筋肉の緊張、場合によっては足まで行く場合なども有るのですが、あごの運動を行う際に、首の運動も同時に行われる事も多いため、慢性的な首の筋肉の緊張や、関節のズレなどは『顎関節症』に密接に関係していると考えています。
またマウスピースはあごの位置の調整や、噛み締めなどに対してクッションを入れる事で筋肉の負担を緩和するというものになりますが、それを付ける事によって、効果がわからないだけならまだ良いのですが、使用を続ける事によって、慣れない位置で筋緊張が増したためか、あごの症状が増したり、肩こりが酷くなったり、夜が眠れなくなったという話も良く耳にするため、個人的にはあまりおすすめは致しません。
整体にも様々な技術や考え方があるとは思いますが、当院での『顎関節症』に対する考え方になります。
もちろんあごに対する調整も行うのですが、あごと関節を持つ頭、あごのすぐ後ろにある首は必ず検査、調整を行う場所になります。
先ほど少し説明したのですが、あごや首のズレ、筋肉・筋膜の緊張を辿っていくと、もしかしたら腕の筋、背骨や骨盤などが考えられる場合はその調整を行う場合もあります。
あごの問題は、痛みのある個所単独での問題が起きている事が少ないため、症状を変えていくためにはしっかりとその周囲の関節も動ける様にしていく必要が有ると考えます。
四日市にて『顎関節症』でお困りの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご相談くださいませ。
© 2016 ささがわ接骨院・整体院.