スタッフブログ 2020年03月25日
先日愛知県の江南市に行った際に、お逢いした方の奥様が、半年前から五十肩で整形外科と接骨院に行っているが、未だに肩が痛くて上がらないと言うお話を伺いました。
色々と勧めの治療院のお話などをしているうちに、逢った事も見ても無い症状をどうのこうの言うのもおかしいので、「今から良かったら診ましょうか?」とお話しし、急遽その方のご自宅へ。
奥様が申し訳なさそうにお出になり、症状をチェックさせて頂きました。
その結果を旦那さんにお伝え致しました。
「○○さーん!奥様の五十肩、偽物だから良くなりますよ!」
「え!?どうゆう事???」
整形外科や病院などは、腕が上がらない、手が後ろに回らないなどの症状をひっくるめて『五十肩』と端的に説明する場合があります。
勿論、症病名は『肩関節周囲炎』だったり『頚肩腕症候群』など小難しい病名が付いたりしますが・・・
一般の方には『五十肩』で年齢のせいもあるね~と、言った方がシンプルなんだと思います。
ただ、説明は良いとしても、治療は別で、ちゃんと原因を探り治療を行う必要があると思いますが、電気療法と患部のマッサージだけだと治りが悪い場合もあります。
あっ、そうそう!
本気(本物)の五十肩は、炎症から関節包内の癒着まで行くので、結構時間かかります。
完全に固まった五十肩は、半年はかかります。(もっと早く治せる先生がいらっしゃるかもしれませんが・・・)
で、偽物の五十肩は、肩関節の拘縮も無いので、原因の箇所を施術すると案外早く改善します。
奥様の背中を見させて頂き、2か所ほどポイントを見つけ1分ほど施術で、前方に口の高さまでしか上がらなかった腕は、おでこの高さまで上がりました。
指先から二の腕の筋肉までの調整を行うと、横に50度ほどしか上がらなかった腕は、90度を超えるほど上がる様になりました。
椅子に座ったままの施術であった事と、この後のご予定があるとの事で、10分足らずの施術でしたが、とても喜んで頂きました。
結局遠方ではありますが、旦那様が1時間以上かけて車で通って頂けると言う事になりました。
当院では肩の痛みでも、指先から頭、場合により足先まで診てゆきます。
それによって、シップや電気療法やもみほぐしだけでは、なかなか良くならない五十肩も、比較的短期に改善出来ます。
はじめは偽物の五十肩でも、そこから拘縮が進み、本物の五十肩になってしまう場合がありますので、肩の痛み・違和感を感じましたら、お早めにご予約を入れて下さいませ。
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