スタッフブログ 2019年12月27日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は足の裏や踵の痛みが出てしまう『足底筋膜炎』について書いていきたいと思います。
最初に『足底筋膜炎』について書いていきたいと思います。
『足底筋膜炎』とは足の裏側に付いている足底筋膜の付着部付近に、なんらかの形で負荷が集中してしまう事により発症します。
主な原因として良く言われているのは、年齢を重ねる事によって足底筋膜の組織が緊張しやすくなったり、体重の急激な増加や、使用している靴などが合っていないなどなど様々な意見もあります。
様々な理由が重なる事によって症状が発症するとは思うのですが『足底筋膜炎』を発症してしまう方は、どちらか片方の足に発症する事が多いため、原因として多くなるのは重心の位置がずれる事や、歩き方の偏り、骨格の歪みなどが関与していると考えられます。
足の裏の痛みなどの症状を感じるのは、朝一や歩き始めに感じる事が多く、症状が初期の場合であれば、動き出すとある程度大丈夫になる方もいらっしゃいます。
しかし『足底筋膜炎』は一度発症してしまうと、自然には中々解消され辛い症状にもなります。
理由として多いのは足底筋膜に炎症が起きている状態でも、患部を完全に休める事は難しい事にあります。
一日の内に歩く歩数というのは、人によって個人差があるとは思いますが、一日の内に全く歩かない人と言うのは、ほとんどいないと考えます。
患部に炎症が起きる方というのは、急性の怪我を除くと負荷が偏る事による使い過ぎや、使い方を間違えている方が多くなりますので『足底筋膜炎』が出ている状態で使い続けると、状態は悪化してしまうケースが多くなります。
症状が発症してしまった方は状態が悪化してしまう前に、早期の治療を行っていただくのが、改善の近道になると考えます。
一般的に整形外科などで行われる治療としては、院によって様々な考え方がありますので違いもあるとは思うのですが、多いのは足底板と呼ばれる足の裏に当てる緩衝材などを使用する事によって患部の負担を減らしたり、電気による治療や注射などが用いられる事になります。
しかし残念ながら上記に挙げた処置では、足底筋膜の炎症が起きている部分に対して局所的な治療になりますので、一度症状が治まったとしても、足底筋膜に負担が掛かってしまう原因が無くなったわけではないので、症状が再発をしてしまうケースも多い様に感じます。
症状が再発しない様にするためには、足底筋膜に負担が掛からない様に骨格を整えて、その上で歩き方や癖などがあれば、それをご自身で知り変えていく必要があると考えます。
当院では『足底筋膜炎』の様な足の裏の症状でご来院されたとしても、全体的にお身体のチェックも行っていきます。
全体的なチェックの中にはお身体の状態を少しでも把握する為、姿勢のお写真を撮ったり、立位や座位による徒手検査、実際に痛みが出る動作などなど様々な検査を行う事によって、負担が掛かってしまう原因を見つけ、それを改善出来る様に調整を行っていきます。
『足底筋膜炎』に対しての治療を行う際も、動作や骨格的な歪みを確認し足首や膝、股関節など他の関節の調整も行っていきます。
骨格が整ってきますと、姿勢の変化も出て、筋肉などの状態も良くなり、周辺の状態が良くなってくると足底筋膜にかかる負担も減ってくるため『足底筋膜炎』の再発を防ぐことに繋がってくると考えます。
また症状を早く緩和したり、施術の内容を長持ちさせるために、3点バランスインソールが有効的です。
当院では3点バランスインソールの正規代理店であり、メーカー認定の検査士でもあります。
中々改善出来ない踵や足の痛みなどは、当院でならお力になれるかもしれません。
四日市にて『足底筋膜炎』や『足の症状』でお悩みの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご相談くださいませ。
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