スタッフブログ 2019年10月08日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は『顎関節症(がくかんせつしょう)』の整体について書いていきたいと思います。
今回の方は顎(あご)の痛みが出る少し前にしばらく首の痛い時があり、その後から顎を開けると痛みが出る様になりました。
時間の経過とともに痛みなども引いていくと考えて、しばらく様子を見ていましたが中々改善はしませんでした。
物を食べる際にも痛みが出るため、日常生活にも支障が出て困っていたのですが、顎の痛みに対してどのような治療を行えば良いのか、どこに行けば良いのかわからない状態でした。
困っていた時にインターネットにて顎の整体をしている所がある事を知り当院にお電話頂きました。
顎の症状を感じている方は意外と沢山いらっしゃいますが、お話を聞くと「どこで治療を行えば良いのかわからない」という話は良く耳にします。
なので当院で出来る顎の整体について少し書いていきたいと思います。
当院で出来る顎の整体がどのような方に効果が期待出来るか書いていきたいと思います。。
たとえば
・下顎骨と頭の骨の間にある顎の【関節がズレている】問題が有る方
・顎を開ける・閉じる・前後運動をする【筋肉に問題】が有る方
・【首に問題】があり顎が開けずらくなっている方
・【関節の連動】が上手くいっていない方
・【姿勢】などの問題によって顎が開けずらくなっている方
・全身の緊張が強くなってしまっている方 などなど
この様な方は整体を行う事によって、顎の症状に対して効果が期待できると思います。
逆に歯科を受診した方が良い場合もあります。
歯並びや歯自体に問題が有って顎の症状が起きている場合は、整体では変化を出すのが難しくなってしまうので、まず歯をしっかりと治療していただくのが良いと考えます。
以前来院された方で口が開かないので歯の治療が出来ないという方がいましたが、その様な場合は当院で筋肉や関節を調整し、口を開けやすくしてから、並行して歯の治療を行っていただくと良いと考えます。
ただし併用して治療を行っていく場合は、歯の治療時に顎への負担が増えてしま場合があり、その場合は少しお時間が掛かる場合もありますのでご了承くださいませ。
今回の方は首の骨の関節が歪むことによって、片側の顎が開き辛くなり、口を開けたり閉じたりする筋肉の緊張が強くなってしまうため症状が出てしまっていました。
この場合は顎の筋肉などを緩めても楽にはなるのですが、首の歪みのある部分をしっかりと変えていかないと、症状が出なくなるのは難しくなります。
顎の動きや首の動き、関節の変位などの検査をしっかりと行い顎の調整を行っていきました。
施術が終わる頃には顎の開けれる範囲が増え、開けたとしても痛みなどが出ない状態になっていました。
しかし残念ながら1度の調整で良くする事は出来ても、今まで顎を使っていた癖などによって徐々に関節の動きや骨格の戻りが生じてきます。
一番良いのは生活で使っていただき、お身体の状態が戻りきる前に調整させていただく事によって、正しい関節の位置や使い方をお身体に定着さて行く事になります。
患者様に説明を行ったところ、顎の状態を変えていくため、集中期間を設けて整体を行っていただく事をお考えいただきました。
2度目来院の際には、今まで食べるのが難しかった食べ物も食べれるようになったといお話しを聞かせていただきました。
しかしまだ最大限開くと以前ほどではないものの、痛みや違和感が出ていたのでそれに対して調整を行っていきました。
3度4度と調整を行っていくと様々な動作や食べ物を食べても痛みが無く、関節の動きや首の状態も良くなって来たので今度は期間を空けながら調整していきました。
今現在通院期間は2週間に1度ほどですが、日常生活で様々なものを食べたとしても、症状も無く過ごしております。
四日市にて『顎関節症』『顎の痛み』などでお困りの方は、ぜひ一度『ささがわ接骨院・整体院』にご相談くださいませ。
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