スタッフブログ 2019年07月06日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は意外と多い『股関節の痛み』について書いていきたいと思います。
今回の方は長く歩いていたり、階段の昇り降り、荷物を持ち上げる際などに、股関節の痛みや違和感を感じていました。
『股関節の痛み』が出たきっかけとしては転倒しそうな状態になり、それを踏ん張ったのが始まりだったらしいのですが、その時から痛みが出る様になってしまいました。
痛みが出ていたものの時間が経てば、痛みが落ち着いていくだろうと考えていたのですが、どんどん痛みが強くなってきたため、一度見てもらおうと考え当院にご来院頂きました。
股関節の痛みの中には栄養が行き渡らず骨が壊死していたり、変形する事によって本当に手術などで解消しなければならないものから、姿勢の歪みや筋肉などの緊張から出るものなどがあります。
レントゲンやMRIなどの検査を行ったけれど異常がなく、それでも痛みが出ている場合は、しっかりと筋肉や関節などの調整を行わなければ、歩行などでも必ず使う関節になりますので、様子を見ていたり電気治療を行うだけではリハビリが足りず、中々解消されて行かない症状の様に感じます。
『股関節の痛み』が出る原因には様々なものが有るのですが、今回の方の症状が長引いてしまっている理由としては、痛めた際に筋肉が強張り、痛みが有るためか姿勢が変わってしまっているためでした。
姿勢などが変わると、歩行時にも影響を及ぼします。
ご自身も姿勢が悪くなっている事には気づいてはいたのですが、どの様に悪くなっていて、どのように負荷が掛かっているかは客観的に見なければ中々わかりません。
当院では検査の一環として、姿勢のお写真を撮らさせて頂きます。
改めて姿勢のお写真を見ると、今回の方はご自身が一目見てわかるほど姿勢が傾いていました。
姿勢が変わってしまう場合は、痛みが出ている場所以外にも原因がある場合も有ります。
今回の方は検査を行っていくと姿勢が傾いている以外にも、右に比べて左の足が上げ辛く、力などを比べても左の方が力が入りにくい状態になっていました。
その状態になると股関節周辺だけでなくお腹や背中、膝や足首など他の関節周辺にも原因が有る場合が考えられますのでその場所の調整をを行っていきました。
調整を行うとその場で力が入るのを体感し、検査を行っても痛みがなく、姿勢の状態も変わっているのを確認して頂きました。
しかし残念ながら姿勢の歪みが出ている状態で、長く生活していた事もあり、1回の調整だけではまた戻ってきてしまう事も考えられたため、少し続けて治療を行っていただく事をご提案しました。
整体によってお身体が変化する事がわかったので、今回の方も継続的に調整を続けてお身体を良くしていく事をお考えいただきました。
2回目の調整の際、やはり歩いている際に少しお身体が傾き、痛みとしてはご来院頂いた時の痛みを10とすると3,4の痛みが出る事があると仰っていました。
なので2回目の調整もお身体のバランスを整え、関節の動きをとれる様にし力が入る様に調整を行っていきました。
3回目の来院の際は痛みはなく「歩くとまだ少し違和感がある」と仰っていたので、検査を行い調整をしていきました。
4回目の来院時には痛みや違和感もなく、力もほぼ均等に入る様になってきたため、今度からは少し期間を空けながら様子を見ていく様に提案しました。
少しずつ調整の期間を空けていき、1カ月期間を空けても症状が出ることもなかったので、無事卒業されていきました。
痛みが出ている原因がわからないと、症状が中々改善されない場合もあります。
四日市にて『股関節の痛み』でお悩みの方は『ささがわ整体院』にご相談くださいませ。
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