スタッフブログ 2019年05月27日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は姿勢と『肩こり』について書いていきたいと思います。
今回の患者様は『肩こり』でお困りでした。
お仕事によってデスクワークなどを行っていると『肩こり』の症状が強くなってくるため、なんとか解決しようと考えて、ストレッチやマッサージなどの様々な解消方法を調べて試してみましたが、状態が大きく変わる事はありませんでした。
中々改善されないので他に何か原因があるのではないかと考え、インターネットなどで『肩こり』を調べていると『姿勢』というワードを沢山見かけたため、姿勢を変えてみようと思い当院にお電話頂きました。
当院では整体を行う前に患者様の状態を良く知るために、姿勢のお写真を撮らさせて頂きます。
正面の状態などは鏡などで見る事が出来るので補正をしている方が多いのですが、ご自身の横からの姿勢の状態は何か工夫を行わなければ見る事が出来ません。
今回の方は姿勢の写真を撮ると腰が反っている『反り腰』があり、その反っている腰を補正するように、背中が丸くなり肩の位置から首が前に出ているため、一言で言うとバランスが崩れてしまっていました。
一般的に良い姿勢は耳から始まって肩の中心、太ももの出っ張り膝のお皿の裏、外くるぶしの2㎝前の位置が真っ直ぐ通っているのが良いとされています。
その良い姿勢の位置から『猫背』などの状態などによりズレればズレるほど、その姿勢を支えるために筋肉の緊張が強くなってしまいます。
患者さまの慢性的な『肩こり』にこの姿勢の状態が関与していると考え、先ほど説明した綺麗なラインに添える様に調整を行っていきました。
整体が終わると体感的に身体が楽というのは体感して頂いたのですが、一番驚かれていたのは施術後の姿勢のお写真を見た時でした。
施術前の状態では一目見て姿勢の悪さがわかり患者様も「ん~、やっぱり姿勢悪いなー」と仰っていたのですが、施術後の姿勢のお写真の変化を見て頂くと「え!ウソ!」と思わず言葉を漏らす程姿勢が変わっていました。
しかし残念ながらこの姿勢の変化も放っておけば、また以前の様な姿勢に戻ってしまいます。
お身体の状態を良くしていくためには、お身体が良い状態を覚え自然にその姿勢が行えるようにしていく事が良いと考えます。
自然と良い姿勢を行えるようになるには、集中期間を設けて調整を行っていく必要があります。
今回の方もお身体を変えていくために、継続的に整体を受けて頂くことをお考えいただきました。
2回目ご来院の際には前回とは『肩こり』の状態が違うとは仰って頂いたものの、やはり時間の経過とともに少し状態が戻ってしまい、最初の『肩こり』が辛い状態を10だとすると2,3の症状が出ていました。
なので2回目も関節に動きを付け、姿勢の位置も良い状態に近づける様に調整を行っていきます。
3回目ご来院の際は『肩こり』はほぼ無くなっているものの、まだ完全にないと呼べる状態ではなく姿勢もまだまだ戻りを生じてしまっていたため、少しでも良い状態を維持しやすくなる様に調整を行っていきました。
関節がしっかりと動き、筋肉の状態も良く、姿勢の維持もある程度維持できる様になったのは6回目の施術の時でした。
ある程度状態の維持が出来る様になってきたので、今度は期間を空けながら調整を行っていきました。
今は一ヶ月に1,2回程お身体をリセットする為に来店されていますが、最初の頃感じた様な『肩こり』の症状は出ておりません。
お身体の状態によってご自身のストレッチやマッサージなどでは解消しきれない場合もあります。
四日市にて『肩こり』や『姿勢矯正』をお考えの方は『ささがわ整体院』にご連絡下さいませ。
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