スタッフブログ 2019年01月22日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は慢性的な『肩こり』について書いていきたいと思います。
今回の方はデスクワークが続く事により慢性的な『肩こり』でお悩みでした。
お仕事が終わる頃には肩周辺の筋肉が固くなっているのが分かり、それを解消する為ご自身にてストレッチを行いお身体のケアを行っていました。
ストレッチを行っていた甲斐も有ってか、お身体の柔軟性も保たれ、半年前までは『肩こり』を感じる事が有っても、慢性的にいつも感じる様な状態ではありませんでした。
しかし最近になって朝一から『肩こり』を感じたり、ストレッチを行ったとしても解消されない、解消されたとしても戻ってしまう状態になってしまいました。
しばらく様子を見ながらストレッチを行っていたのですが、筋肉はどんどん固くなっている様に感じ『肩こり』による症状も酷くなっていた為、当院にご来院頂きました。
『肩こり』であればストレッチで解消できるかもしれませんが、慢性化してしまった『肩こり』はストレッチでの解消は難しいと考えます。
理由としては、一時的に姿勢が悪く負荷が掛かってしまった場合や肩に負担がかかる動作などにて起きる筋肉の張りであれば、筋肉のストレッチなどで対処出来る場合も有ると考えますが、慢性化している『肩こり』は何らかの原因により日常的な負荷がお身体の回復力を越えている可能性が考えられます。
原因として考えられるのは姿勢の悪化や日常的な環境の変化などが多くなります。
姿勢が悪くなると慢性的な『症状』を起こしてしまう筋肉に負荷がかかり続ける状態になるため、ストレッチなどのケアを行っても一瞬は楽になりますが、再度症状が出てしまいます。
慢性的な『肩こり』などの症状を解消するためには、日常的な負荷を下げて、お身体の回復力を上げるため『良い姿勢を維持出来る』状態に変えて頂くのが良いと考えます。
姿勢の問題を解決するには、骨格の調整を行う必要があると考えます。
骨格を変えるためには関節の調整、肩周辺以外の調整などを行う必要があるため、ご自身での改善が難しくなってくると考えます。
今回の方も通常の姿勢でも肩が巻き込む様な状態になっていた為、姿勢が悪くなる事により筋肉への負担が増えていました。
なので慢性的な症状を変えていくため、骨格および姿勢の調整を集中的に行っていきました。
『肩こり』を感じる筋肉の張りは、普段からストレッチを行っていた事も有り、すぐに解決が出来て施術が終わる頃には特に感じなくなっていました。
姿勢の変化は当院では施術前と施術後に姿勢のお写真を撮らさせて頂き、患者様にも確認して頂きます。
もちろん良い姿勢を患者様に説明し、なぜこの姿勢を取れる様になると、現在の症状が変わるかを説明いたします。
今回の方も施術前は姿勢の巻き込みや、横から見た時に首の位置が肩に比べ前方に来ていたのですが施術後は肩の巻き込みも無くなり、首の位置にも変化が出ていました。
しかし施術の変化は1回で体感して頂く事が多いのですが、この良い姿勢を定着していくのに少しお時間がかかります。
今回の方も集中期間を設けて、お身体の調整を行うため、継続的な通院をお考え頂きました。
2回3回と施術を行うと『肩こり』を感じる事も無くなり、お身体もどんどん良くなっていきました。
良い状態がある程度維持できる様になってきたら、今度は経過を空けながらお身体の状態を診させて頂くのが良いと考えます。
期間を空けても以前感じたような『肩こり』で悩むことも無かったので、どんどん期間を空けながら経過を観察させて頂きました。
今現在は整体を受けると調子が良く、ストレッチも行いやすいと仰って、月に1,2回ほどお身体のケアに来院されてます。
慢性的になってしまった症状は、原因が痛みを感じる場所以外にある場合が出てくるため、ご自身での改善は難しくなっていると考えます。
四日市にて慢性的な『肩こり』でお悩みの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡くださいませ。
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