スタッフブログ 2018年11月27日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日はお仕事のデスクワークが続く事により、慢性的に感じている『肩こり』および『頭痛』について書いていきたいと思います。
今回ご来院頂いた患者様は慢性的に『肩こり』を感じていました。
この『肩こり』がお仕事が忙しいなどにより、肩の筋肉が固まってくると症状が酷くなってきて、首の張り感に伴って『頭痛』の症状が出て困っていました。
痛みが強くなってくると仕事に集中出来なくなり、効率が落ちてしまう為なにか改善点はないかと考えていました。
改善するために薬を飲んでみたり、効果があるとされるものは一通り試しては見たものの、症状にあまり変化は見られなかったため困っていました。
色々調べている内にインターネット上で整体が効果あるという記事を見つけ、改善するために一度試してみようと思い来院頂きました。
この方の『頭痛』が出てしまう原因は、不良姿勢によって首や肩周りの血流の悪さからくる『緊張性頭痛』でした。
『緊張性頭痛』とは身体から首を通り脳へ到達する血管の血流が大きく関係します。
その血流が上手く循環出来なくなると症状が強くなるのですが、循環が滞る原因として骨格の歪みや、筋肉の固さなどが関係してきます。
改善していくためには筋肉などが固くなりにくい様に姿勢に変えていく事や、生活や仕事を行っていく上で『肩こり』や『首こり』などの負担が掛かってしまっている原因を理解することが重要となってきます。
まずは現在のお身体の状態を把握して頂くため、当院では初回にご来院頂いた際にしっかりと時間を頂き検査や姿勢分析の写真を踏まえて治療の計画を建てていきます。
その際に現状なぜ患者さまの症状が出てしまっているかの原因と思われる仮説をしっかりと説明して共有し、症状の改善だけでなく、症状が出ることによって出来なくなっている事や困っている事を解消できる手助けを行いたいと考えております。
今回ご来院頂いた患者様も痛みの改善よりも、お仕事を行う事で不具合が起きてしまう事でお困りでした。
お仕事を円滑に行う為には、まずその環境でお身体に負担が掛かっている姿勢を、無意識でとられていないかなどを見つめ直して、ご自身で理解して頂く必要があります。
今回の患者様は横から見た時に首が肩の位置に比べて前に出ているため、首や肩甲骨周りに負担が掛かりやすくなっている状態と、肩が内側に巻き込んでしまう『巻き肩』の状態が最初にご来院頂いた際に分かりましたので、日常的に気を付ける点も含めて良い姿勢を説明し気を付けて頂きました。
施術に関して言えば初回にご来院頂いた際に『頭痛』はそれほど強くはなく『肩こり』があったのですが、施術後は肩も動かしやすくなり「めっちゃ楽!」と仰っていただきました。
しかし1回の施術では良い骨格をつくり、症状が楽になることは有っても、その骨格が定着した訳ではありません。
その人の『脳』が覚えている癖や習慣により、姿勢を以前の悪い状態に戻そうという力が働きます。
『頭痛』の経過も含め、お身体を良い状態に変えていくため継続的な通院をお考えいただきました。
2回目ご来院頂いた際も『頭痛』の症状はなく、『肩こり』は以前の状態程ではありませんでしたが少し感じてはいました。
骨格の面からしても以前より動きが付けやすくなっていたため、それに伴って筋肉も緩みやすくなり、施術が終わる頃には『肩こり』の症状もありませんでした。
3回目のご来院の際も通院までの期間『頭痛』の症状はなく『肩こり』もほとんど感じない状態でした。
骨格もかなり動きやすくはなっていたのですが、まだ完全に維持が出来る状態ではないと感じたため、もう一度集中期間として期間を詰めてご来院頂きました。
4回目のご来院の際は月末でお仕事が忙しく、いつもならこのタイミングで『頭痛』が起きる事が多かったらしいのですが『頭痛』の症状もなく『肩こり』もありませんでした。
お身体の状態も良くなってきたと感じたので、今度は期間を空けながら経過を観察していきました。
現在もお身体を良い状態に維持するために、月末の忙しい時期を過ぎた頃に来院されますが『頭痛』『肩こり』にて困る事はほとんどありません。
お身体の状態をしっかりと把握し、変えていけば慢性的な症状も良い状態へと変わってくると考えます。
四日市にて『肩こり』や『頭痛』でお困りの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡くださいませ。
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