三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
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スタッフブログ 2018年10月12日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は産後のお母さんの『肩こり』の治療について書いていきたいと思います。
今回の患者様は産前は『肩こり』をそれ程感じた事がなかったのですが、出産後に慢性的な『肩こり』になってしまいました。
この『肩こり』が産後すぐの時は「ちょっと重いなー」と感じる程度だったのですが、半年もすると肩に何かが乗っている様な重さが常に有り、中々この重さがすっきりする日が無いため、動くのが次第に億劫になっていました。
日が経過するにつれて『肩こり』が解消されるどころか、どんどん症状が強くなる為、なんとか解決しようと考え当院にご連絡頂きました。
お子さんが小さいうちは抱っこをしたり、授乳やおむつ交換など下を向きながらの作業が増え、その作業が自分の意図をしていないタイミングなどで起きるため、時間の調整が自分で出来ないなど、お身体への負担が増える為、ご自身のみでお仕事をされていて感じる負担とは少し状態が違ってきます。
加えて最初の内は夜泣きや授乳の関係で、数時間おきに夜中に起きなければならなかったりと、中々お身体が休まる時もありません。
その負担が積み重なってくると、元気な時ならば簡単に耐えられる事でも、徐々に我慢することが難しくなってきます。
『肩こり』にしても筋肉が固まってしまい、肩甲骨という骨が動かない状態になってしまってからでは、マッサージやストレッチを行ったくらいでは中々解消できません。
その様な場合ですとご自身での解決が難しくなってきますので一度ご相談いただき、骨格の調整を行っていただくのが良いと考えます。
『肩こり』の原因となり易い筋肉は肩甲骨にほとんど付いており、この肩甲骨が動く状態をつくれば『肩こり』は解消していく方が多いです。
肩甲骨がスムーズに動く状態を造るためには、肩が巻き込んでいる『巻き肩』の様な姿勢が悪い状態では中々動くようにはなってくれません。
ストレッチやマッサージのみで『肩こり』を解消するには、姿勢を良くし肩甲骨が動ける状態を作っていく必要があります。
またこの肩甲骨を動くようにしていくためには、胸郭と言われる肋骨や胸骨、胸椎と言う『あばら骨』や『背骨』の調整が必要となってきます。
中でも肋骨という骨は、外力によって折れやすいという特徴を持っているため、操作をするには知識が必要であり、通常の整体やマッサージでは、あまり触ることはありません。
当院では解剖学を元にした施術を行う事により、しっかりと肋骨の調整を行い肩甲骨に動きを付けていきます。
マッサージや整体を受け「肩甲骨がガチガチで全然動かない」と言われたことがある方もしっかり動くようになって行きますのでご安心ください。
今回の患者様も最初ご来院された際は、筋肉が固まり肩甲骨の動きはあまり良くなかったのですが、施術が終わる頃には、ご自身でも分かる位にしっかりと動きが付いていて驚いていました。
肩甲骨が動く様になったら、今度はそれを維持する事が出来る様に調整を行っていく必要があります。
この維持を行うためには姿勢の調整が必要となっており、この姿勢のコントロールは『脳』で行われております。
お身体には今の状態を一定に保つ仕組みがあるため、良い姿勢が定着し『脳』が覚えてくるまでに、少しお時間がかかります。
日常的な『肩こり』を根本から解決するために、継続的な通院をお考え頂きました。
継続的な通院をしていくと、次第にお身体の良い状態を維持出来る様になり、日常的に子供の世話をしたり、眠れない日などがあると状態的には一瞬重くはなりますが、状態が良くなると動いている間に代謝され楽になってきたり、少しのストレッチで『肩こり』を解消出来たりします。
効果的なストレッチや生活面で気を付ける事などは患者様の状態を診させて頂いて、お身体の状態に合わせてその都度アドバイスさせて頂きますので、そちらも気を付けて頂くとより早く改善することが望めます。
産後はお身体への負荷も増えるため、今まで感じた事のない『肩こり』や『腰痛』が出てしまう方が多くなります。
ご家族の方に御理解頂き、しっかりとケアを行いながら、お身体も良い状態にてお子様と向き合って頂けると良いと考えます。
四日市にて『肩こり』の解消をお考えの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡くださいませ。
© 2016 ささがわ接骨院・整体院.