スタッフブログ 2018年08月09日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
今日は腰痛で悩まれていた介護士さんの、腰痛治療について書いていきたいと思います。
今回ご来院いただいた患者さんは、介護士のお仕事をなさっていて、お仕事をされる際に、利用者さんを支えたりするため、どうしても前傾姿勢などを取らなければならず、負担が掛かるため慢性的な腰痛を患っていました。
慢性的な腰痛に加え、数年前に『ぎっくり腰』の様な症状になり、それ以来慢性的な腰の痛みが解消されず、症状が強い時は腰痛ベルトを巻きながら、お仕事をなさっていました。
腰の痛みが年々強くなっていくので気になっていた所に、お仕事から帰宅する際、ふと当院の看板を見かけたのをきっかけにして、ご来院頂きました。
当院はご予約されている方を優先的に対応させて頂いているため、当日いきなりお見えになると、子供の肘の脱臼など、緊急性のあるものを除き、空き時間までお待ちいただくか、場合によってはご予約がいっぱいのため、折角来ていただいたにも関わらず、その日は対応できない場合がありますので、まずはお電話やLINEなどを用いてお問合せ頂いた方が、スムーズに対応させて頂くことが可能となっております。
今回ご来院頂いた患者さんは、腰の痛みが気になるというお話しだったので、少しお待ちいただき、腰の部分整体というメニューで対応させていただきました。
お仕事上全身を使う事もあり、足腰の筋肉の固さ、骨盤の動きも悪くなり、もちろん腰の筋肉も固くなっていた為、それらに動きを付け、骨格を調整したら、最初の痛みと比べても1/5位の痛みまでには治まっていたのですが、初回の施術では症状を全て取りきる事が出来ませんでした。
症状を改善しきれなかった原因としては、あと1/5の痛みが腰から下にあるわけではなく、腰よりも上の場所あり、肋骨および首にも、腰の痛みが出ている原因があるからでした。
姿勢のお写真を撮らさせて頂いた際に、首の位置が肩よりも前に出ており、その状態にて前傾姿勢をとると、腰の負担が増える事は考慮していました。
しかし突然の来院だったため、初回の施術では『全身整体』のお時間が取れなかった事と、患者さん自身が少しでも楽になれば良いということで、最初にお話しさせて頂いた『部分整体』にて対応させて頂きました。
『部分整体』を行う事によって、ある程度痛みが治まり改善がみられたため、治療効果を体感し、残っている痛みが出ている原因を説明すると、残りの症状も改善していきたいと考えられて、継続的な通院による腰痛の改善をお考えいただきました。
上半身にも原因があると考えたため、2回目からは『全身整体』にてご予約を取って頂きました。
『全身整体』をさせて頂いた所、残っていた腰の痛みもなくなり、痛みが無くなったことで前屈などの動ける範囲も増えていきました。
3回4回と施術していくとお身体もどんどん良い状態になり、施術を行うにつれて、良い骨格が維持しやすくなり、お仕事をされていても腰痛が気にならなくなりました。
現在も期間を空けながら、腰痛治療のため『全身整体』を行っていますが、前傾姿勢をとっても、腰の不具合もなく過ごされております。
腰痛の80%は原因不明、腰以外に原因が考えられるという話もあり、なんとなく施術して、なんとなく良くなっただけでは、症状をまた繰り返す結果になります。
改善するには全体の解剖学、生理学などの専門知識に加えて、なぜその患者さんが痛みが出るのかを構造的な考え、客観的にお身体を考えていかなければならないため、ご自身にて原因を特定し改善していくのは、かなり困難であると考えます。
もし腰の痛みで日常的に不具合を感じていましたら、当院でお力になれるかもしれません。
四日市にてしっかりとした腰痛治療をお考えでしたら『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡下さいませ。
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