スタッフブログ 2018年08月04日
肩こりかと思っていたら、四十肩五十肩の初期症状だった・・・
院長の加藤です。
当院は『肩こり』でお越し頂く方がとても多いです。
そしてそのほとんどの方が、『ねこ背』『ストレートネック』だったりします。
ベットに座って頂き、正しい姿勢をしてもらう為に『肩』を後ろに引くと「!!!!」
「え?これが良い姿勢なんですか?む、むりです・・・」
となる方が多いです。
その後、腕を横から上げていくと、通常は肘を伸ばした状態で『耳』に付くくらいまで上がるのですが、
「あっ、むりです・・・」
となる方が多いです。
でもこれって、ある種四十肩五十肩の予備軍なんですね。
日常そこまで真上に手を上げる機会がなく、支障が無い為気付かないだけで、正常な状態ではないと言う事です。
これに気づかすに、腕や手を使い続けたらどうなると思いますか?
人間の正常な関節の使いかたが出来てない為、どこかが『かばう』事になります。
この『かばい』が場合によったら、首や背中のコリや肘や手首の腱鞘炎にも波及してゆきます。
肩こり・首こり・腕の重ダルさ、肘腕の重ダルさを全部合わせて、『頚肩腕症候群』と言う病名が付く場合もあります。
この場合、症状の中のどれか、または全部を調整して行かないと、かばった使いかたが癖になっていたり、別の症状がかばいの為にドンドン増えていったります。
首や肩などを調整し、姿勢を治してゆけば、初期症状なら早期解決します。
さて、実際に肩関節の痛みや、可動域制限までが起こってしまい、病院で四十肩五十肩ですねと言われてしまった方。
通常肩関節の拘縮(固まり)まで起きてしまうと、完治まで1~2年ほどかかるとも言われています。
院長も病院勤務の時に、肩関節が固まってしまった、四十代の女性の方は、完治まで二年近くかかりました。
ある程度可動域が改善してきたある日、肩を上に上げていたら、『バキッ』と何かがちぎれるような音と感触を感じてから急に拘縮が取れ、そこから一気に症状が改善致しました。
これ関節が癒着しちゃってるやつが、剥がれた時に起こる現象ですが、本当に酷いのはこんな感じです。
それが今、当院の施術では、肩だけでなく、指先から背中、場合によっては骨盤などを調整する事により、本当に改善が早くなりました。
当院は今のところ、関節拘縮が起こってしまった方でも、大体半年~10か月程度で治療が終了しております。
本当に酷くなる前に施術を行い、普段の生活を少しでも楽にしていきましょう。
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