スタッフブログ 2018年07月26日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
今日は出産後の家事や育児により、慢性的な肩の重さが、以前よりも強くなってしまった主婦の方について書いていきたいと思います。
この主婦の方はご結婚、出産される前にはデスクワークのお仕事をしており、その時から慢性的な肩こりを抱えていました。
肩こりを感じる事があるものの、日常生活に支障が出るほどの、痛みなどが出ているわけでは無い為、治療などを行う事もなく過ごされていました。
妊娠・出産後はお仕事を辞め、家事や育児に専念されるようになりました。
日常的にも家事を行う際の前傾姿勢や、小さなお子さんが寝ている姿勢に合わせて、下の作業が増えるため、肩の重さを感じる事がどんどん増えていきました。
それに加えて出産後は眠れない日が続いたため、お身体にどんどん負担が溜まり、症状はどんどん酷くなっていきました。
症状が酷くなってきたため、ご自身にて何とか解消しようと考えて、インターネットで検索した,肩こりのストレッチや体操を試したりしてみたのですが、行ったすぐ後は少し楽になるものの、しばらくすると逆に疲れを感じてしまう状態でした。
どんどん状態が悪くなり、日常的にも常に気になるようになって来たため、少しでもこの重さを解消しようと考えて、当院にご連絡いただきました。
今回の患者さんがストレッチや体操を行っても、中々『肩こり』が解消できない原因は,『肩甲骨』という骨が動いていない事にありました。
この肩甲骨という骨には『肩こり』『首こり』を起こす筋肉が沢山付いています。
肩甲骨には、背骨や後頭部へ向けての肩こりを起こす筋肉はもちろん、上腕骨(腕の骨)肋骨などにも筋肉が伸びているため、ただ肩こりの筋肉に対しての体操や部分的なストレッチをしても、一瞬楽に感じるだけで、他の筋肉が動いていないため、すぐに元に戻ってしまいます。
肩甲骨を動かして行くためには、肋骨など他の骨も動かして行かなければならないため、『骨格の調整』が必要となり、ご自身のみでの改善は難しいと考えます。
肩甲骨を動かす整体は当院以外にも沢山あると思うのですが、先ほど説明した肋骨や背骨の胸椎などを含めた『胸郭』に対する施術を行う整体は実はあまりありません。
理由としては、肋骨は性質上外力に弱く折れやすいため、施術を行うにあたって専門的な知識と技術が必要となってきます。
当院には医療の国家資格者が2名在籍し、施術を行うので、安心して治療を受けて頂くことが可能となっております。
今回ご来院頂いた患者さんも『肩こり』の施術を行ったところ、一回目の施術にて、「肩がすっごく楽になった!」と仰って頂きました。
しかし骨格というのは『脳がコントロール』しているので、日常的な動作などにより、徐々に前の骨格に戻ろうとする力が働くため、初期の段階で集中期間を設けて、継続的に治療を行う事が、根本的にお身体を変えていく為には必要となってくると考えます。
この患者さんは骨格がある程度整い、肩甲骨が動くようになってきたため、現在期間を空けながら通院されていますが、赤ちゃんの夜泣きなどにより、寝れない日が続くと、少し肩こりを感じる事はあるものの、日常的には出産前と比べても『肩こり』の症状は解消し、日々快適に過ごされています。
国民生活基礎調査でも『肩こり』があるとお答え頂いている患者さんは年々増え、女性では1位、男性では2位と悩みを抱えている方が沢山いらっしゃいます。
『肩こり』を根本的に解消することで、日常的な生活の質は全然違うものに変わってくると考えます。
四日市にて『肩こり』の解消をお考えの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡くださいませ。
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