スタッフブログ 2018年06月30日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
梅雨入りし雨の日が続くため、お身体にも少し負担が掛かり、少し疲れを感じやすい日が続きますね。
今日は慢性的に頭痛があり、特に雨が降る日やその前日になると、頭痛の症状が悪化してしまう事務員の方について、書いていきたいと思います。
症状が出る様になったきっかけや、いつ頃から頭痛があったのかは、もう何年、何十年も前から症状があったので分からないと仰っていました。
症状が出ない日も有るのですが、強い症状が出ると痛み止めなどを服用しても、あまり効果が見られず一日中気分が優れなかったそうです。
何年か前に改善しようと考え、色々な事を試されたみたいなのですが、中々改善が見られず諦めていました。
最近は梅雨の時期になり、雨が続いているという事もあって、頭痛の症状が頻繁に出る様になってしまっため、頭痛を改善するのに、何か良い方法はないかと調べていたところ、当院を見つけご来院頂きました。
ご来院頂いた際には頭重感といって、頭の重さだるさを仰っていました。
これが環境などによって、段階的に酷くなって来ると、頭を締め付けられる様な痛みが出て、その痛みがいつまでも続く状態になり、仕事などにも集中出来ないと仰っていました。
他にも様々なお話を聞いたのですが、この患者さんは『緊張型頭痛』の傾向が多くありました。
この頭痛が有る方は不良姿勢などにより、首や肩に筋肉の硬さなどの問題を抱えている場合が多く、頸椎(首の骨)の問題や姿勢の問題を改善すると、筋肉の状態が変わる事によって、血流などが良くなり症状が改善する場合が多いです。
今回ご来院頂いた患者さんも、事務仕事によりパソコン業務が多くなるためか、今増えている『ストレートネック』の状態になっており、お身体を横から見た際に、首がかなり前に出ている状態でした。
この状態になると首を支えるため、必要以上に首や肩の筋肉に負担が掛かってしまいます。
お身体の負担が増えてしまうと、筋肉内の疲労が抜けないため、老廃物が溜まり続けます。
老廃物が溜まり状態が悪くなると、動ける範囲も狭くなり血流が低下していきます。
椎骨動脈などといった体から脳に向けて伸びている血管の血流が低下してくると、頭重感や頭痛といった不具合が起こってしまいます。
『緊張性頭痛』を解消するには、首や肩の筋肉を良い状態で保つことが有効となってきます。
良い状態にするには、適切な力によるマッサージやストレッチをして頂ければ、効果があるかもしれませんが、良い状態を『保つ』ためには姿勢を変え、良い姿勢を保てる様に骨格を変えていく必要があります。
『ストレートネック』の状態を良い姿勢に戻していくためには、頸椎(首の骨)の関節に動きを付けていく必要があり、微細な調整が必要となってくるため、ご自身での改善は難しくなってきます。
今回ご来院頂いた患者さんも、頭痛を解消するためには、首や肩の状態を変えていく必要があると考え、首や肩の治療を行いました。
施術が終わった後は視界も晴れ、首や肩の重さも無くなり、来院時に感じていた頭の重さも「スッとした」と言っていただき重さが無くなったと仰って頂きました。
しかし姿勢のコントロールは『脳』で行われるため、何度も良い状態を作り、その良い状態を『脳』に覚えさせて、自然に良い姿勢が取れる様にしていく必要があります。
何度も症状を繰り返さない身体を造っていくため、継続的な通院をお考え頂きました。
現在治療を始めて2カ月弱位になり、治療期間を空けながら通院されていますが、頭痛の症状は初回に来院されて以来出ていません。
さらに「頭が痛いの無くなるだけじゃなく、肩周りも楽になって、最初と比べると全然違うわ~!」と仰って頂きました。
整体によって、頭痛の症状が良くなるというイメージが湧かない方もいらっしゃいますが、肩や首の問題を改善する事によって症状が変わってくる方も沢山いらっしゃいます。
四日市にて頭痛による症状でお困りの方は、『ささがわ接骨院・整体院』に一度ご連絡くださいませ。
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