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[休診日]午後土曜・日曜・祝日
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スタッフブログ 2018年06月07日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
今日は慢性的に腰の痛みを抱えながらも、腰痛ベルトを巻きながらお仕事を頑張られていた女性の方の腰痛治療について書いて行きたいと思います。
今回ご来院頂いた患者さんは、お仕事の作業内容により立ちっぱなしの業務が続いてしまい、慢性的な腰の痛みを抱えていました。
慢性的な腰痛を抱えていたものの、仕事が忙しく中々お休みが取れないため、腰に腰痛ベルトを巻き、症状が酷い時は痛み止めを飲みながらお仕事をされていました。
慢性的な腰痛に加えて、この患者さんは数年前から毎年大体決まった時期に『ぎっくり腰』の様な症状を繰り返されていました。
『ぎっくり腰』になると痛みが強く、動き辛くなるものの、腰痛ベルトなどで固定をして、無理をすれば動けていたのですが、今回はいつもより症状がさらに強く出て、動くのも難しい状態になってしまったため、「一度診てもらおう」と思い来院されました。
『ぎっくり腰』を繰り返される方は、慢性的な腰痛をお持ちの方が多いです。
慢性的な腰痛を抱えている方は、足の問題から痛みが出ている場合が多く、足に問題があり筋肉が固くなってくると、足の筋肉は骨盤に付いている筋肉が多いため、骨盤が引っ張られるなどにより不具合を起こし、慢性的な腰の痛みに繋がってしまいます。
足腰の状態が悪くなった際に、いつも通りの動きをしようとして、弱っている場所に負担が掛かかった時に、靭帯や関節に炎症が起きてしまうのが『ぎっくり腰』です。
炎症の起きる箇所や度合いによっては、神経に当たってしまい動けないほどの症状が出てしまうのも特徴です。
一度『ぎっくり腰』になり弱ってしまった靭帯や関節は、残念ながら完全に元の状態に戻ることはなく、患部の炎症が落ち着くと痛みは自体は治まってきますが、腰の状態が悪いと『ぎっくり腰』を繰り返してしまいます。
症状を繰り返してしまうと弱ってしまった靭帯や関節の状態が、さらに悪くなり状態もどんどん酷くなるケースが多いです。
悪化を防ぐ為には、症状を繰り返さない事が重要となってきますので、その為には患部に負担が掛からない様にして行かなければなりません。
負担をかけない為には、日常の腰の状態を変えていく必要があり、腰の負担を減らして行くとなると、足の状態も変えて行かなければなりません。
今回来院された患者さんも、来院当初は痛みが強い為、炎症を治める処置を行い、痛みが出てくる仕組みや経過を説明させて頂いたところ、「再発しない様に、しっかり治していきたい」と仰り継続的な腰痛治療をお考え頂きました。
経過をわかりやすく説明する為、患者さんの痛みの評価を測る目安として、『pain score(ペインスコア)』というものを踏まえて説明したいと思います。
このペインスコアとは10段階で痛みを評価し、わかりやすく言うと10が耐えられないような激痛、0が無痛という基準から、今ご自身にどれくらいの痛みが出ているのかを患者さんに判断して頂きます。
来院当初は痛みがかなり強く身動きが取れないためペインスコアとしては最大の10の痛みが出ていると仰っていました。
『ぎっくり腰』などにより患部に炎症が起きていると考えられる場合は、整体などを行うと血流も良くなり痛みが強くなる可能性があるため逆効果になります。
なので初回にご来院頂いた際は整体ではなく、炎症を治める処置を行ったのですが、炎症が強いのもあり痛みを0にする事は出来ず、ペインスコアで言うところの2,3の痛みが残りました。
後日来院頂いた際には、まだ動かすと痛みなどがあったので腰に施術を行うのでは無く、出来る範囲で臀部や足の施術を行ったところ、施術後の痛みはほぼ0になり動ける範囲も増えました。
しかし痛みが無くなったとしても、状態的にはまだまだ改善点があるため、しっかりと『腰痛治療』を行っていったところ、立ち仕事を続けながらも、以前より遥かに調子が良くなり患者さん自身も驚いていました。
長年続いている腰の症状も、もしかしたら改善出来るかもしれません。
症状が酷くなる前に『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡下さいませ。
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