三重県四日市市西日野町4299
月~金 10:00~14:00 16:00~19:30
土・祝日 10:00~13:00
[休診日]水曜日・日曜日
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スタッフブログ 2017年11月22日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
最近寒くなりましたね…
お身体を冷やすと様々な症状が出やすくなりますので、防寒にはお気をつけ下さい。
今日は『坐骨神経痛』について書いて行きたいと思います。
先日当院に10年以上前から、左の臀部から大腿にかけて、『座骨神経痛』の症状にてお困りの患者様がご来院されました。
7,8年前から症状が酷くなり、整形外科にて『腰部椎間板ヘルニア』と言われ、電気治療にシップ、痛み止めなどによる治療を行っていましたが、一向に改善しないため、他の治療を求め当院へご来院されました。
まず最初に『坐骨神経痛』とはどの様な状態なのか、簡単に説明したいと思います。
『坐骨神経痛』とは、よく誤解されがちなのですが、これ自体がなにかの疾患名という訳では無く症状になります。
坐骨神経痛とは人体の中でも最も大きな神経で、腰から出て臀部を通り、臀部から大腿、大腿から下腿(脛やふくらはぎ)へと下がっていき、そして足の指先まで伸びています。(正確には膝から2つに分かれている形になります)
この神経が『腰部椎間板ヘルニア』や『脊柱管狭窄症』などの腰の問題や、臀部の筋肉の張りなど様々な原因はありますが、何らかの形で圧迫されてしまいます。
神経の圧迫が起こると、神経の走行に沿った部位に痛みや痺れといった症状が起こります。
それによって引き起こされるのが『坐骨神経痛』となります。
『坐骨神経痛』はあくまで症状なので、原因の追及が重要です。
『坐骨神経痛』は患部を温めて血行を改善したり、筋肉を柔らかくする事により改善される場合があるので適度なマッサージや刺激は有効となります。
しかし中には、臀部や大腿裏にテニスボールなど道具を用いて、患部にグリグリと刺激を加える方がいらっしゃいます。
そうすると筋肉に傷が出来てしまい、症状の改善が難しくなってしまう場合がありますので、余り強い刺激はお控えください。
ご自身で出来るケアとしてはまず『アキレス腱伸ばし』をお試し下さい。
アキレス腱を柔らかくする事で、血行を良くなり、ふくらはぎと連動して臀部の筋肉も柔らかくなる為、坐骨神経の通りが良くなり、痛みなどの症状が改善する場合もあります。
また「おしりが痛いから…」といってご自身で『坐骨神経痛』と考えて、他に原因がある可能性がありますので、専門家に相談されることをお勧めします。
整形外科で『腰部椎間板ヘルニア』などの診断が出て、『坐骨神経痛』の症状があると判断された場合の一般的な治療は、電気療法や牽引療法、お薬を使っての治療が多くなります。
改善される方もいらっしゃるのですが、それだけでは有効的な治療となる事が少なく、結果的に手術となってしまう方もいらっしゃいます。
手術となってしまうと、お仕事などを休まなければならないので、その段階にて他の方法を探し、当院にご来院頂く方も多くいらっしゃいます。
当院では、お身体の状態や症状に合わせて、当院のオリジナル整体を行います。
先日ご来院された患者さんも痛みが強く、痛みをかばう為お身体が『くの字』の状態になっていました。(逃避性姿勢と言います)
当初は痛みも強く、お身体を動かす事もなかなか難しい状態でした。
なので最初の施術では、主となる原因と思われる患部に直接施術を行う事が難しく、まずは関連している部位に対して施術を行い、痛みが出る動作の負担を減らす施術を行いました。
強い痛みが出てしまっている場合や、経過が余りにも長い方は、原因も一つではなく、様々原因が重なり症状が出ている場合が多いので、出来る場所から原因を一つ一つ取り除いて、少しずつお身体を元の状態に戻していきます。
2回3回と施術をしていく内に、お身体はどんどん変わって行き、今では日にちを空けても、ほとんど痛みが出なくなりました。
「こんな事なら、もっと早く来たら良かった」と仰って頂きました。
『坐骨神経痛』の症状にて長らくお悩みの方は、違う角度から原因を診て治療を行えば、お身体は良くなるかもしれません。
ぜひ一度『ささがわ接骨院・整体院』にご相談下さい。
© 2016 ささがわ接骨院・整体院.