三重県四日市市西日野町4299
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[休診日]水曜日・日曜日
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スタッフブログ 2017年11月07日
本日は『湿布』について書きたいと思います。
先ず『シップ(湿布)』とは字のごとく、湿った布です。
昔はガーゼなどの布に、粘土を塗り、患部の炎症による『熱取り』に使ってました。
そこから粘土にメントールやハッカなど、皮膚に『スー』とする刺激成分を入れて、
更に『熱を取ってもらってる~』と言う感覚をさせる物が出てきました。
それが近年、粘土ではなく、『ゲル』に変わり更に水分を含有し、そこに鎮痛成分を配合した物が、近年の湿布(抗炎症剤)として使われています。
そのシップですが、『温湿布』と『冷湿布』とあります。
よく治療院でも、「痛い時はどっちの湿布を使ったらいいですか?」
と、質問を受けます。
「どちらでも良いですよ~、お好みの湿布を使って下さい」
と、お話しています。
「えっ?」
と、聞き直されますが、基本的に『温湿布』と『冷湿布』は有効成分はどちらも同じです。
どちらも『抗炎症成分』が配合されている為に、『炎症を抑える』と言う目的は同じです。
じゃ、どう違うの?と言う事ですが、
『温湿布』と『冷湿布』は『温感湿布』と『冷感湿布』なんです。
温かく感じるか、冷たく感じるかの違いです。
温湿布も貼った瞬間は『ひやっと』感じますし、冷湿布もずっと貼っていてはがすと体温で温かくなっています。
つまり貼る事によって、温める・冷やす効果はあまり無いです。
数年前に人気グループの嵐の番組で『Aの嵐』と言う番組で、
身体に湿布を貼って文字を書いて、それを時間が経ってから『サーモグラフィー』で文字が見えるか?と言う実験をしてました(笑)
(2014年7月28日 冷湿布、温湿布をAの形に背中に1時間貼り、はがしたところをサーモグラフィーで見ると「A」が見えるか)
結果は『ほんのりと変わる程度』で、どちらもほとんど効果が無いと言う結果でした。
温感湿布は、湿布成分に唐辛子エキスやカプサイシンが含まれ、皮膚表面に軽い皮膚炎を起こさせ、『ピリピリ・チクチク』と言う温かく感じる様な感覚があります。
皮膚炎なので、肌の弱い方などはすぐに真っ赤になってしまい、場合により痛みを出す場合もあります。
湿布にも、ゲルが主成分とテープタイプとあります。
ゲル状は、ほとんどが水分です。
水分が蒸発する際に、体の余分な熱を奪って揮発するので、『熱取り』に優れます。
子供が熱を出して、おでこに貼るゲルがありますね。
あれは湿布と言われる物の、更にゲルを多くして、熱を揮発する為に特化した物です。
テープタイプは熱を取ると言うより、抗炎症剤の有効成分を経皮的に浸透させる目的が主です。
湿布タイプはゲルなので、『はがれやすい』『匂いが湿布臭い』と言うデメリットもあります。
テープタイプは『無臭の物が多く』伸縮性があるので、『剥がれにくい』と言うメリットもあります。
お仕事で体を使う人、良く動かす関節部(手首や肩、膝など)は使いやすいですね。
炎症を起こして、熱感がある方などには「冷やすと良いですよ」と言うと、「家にある湿布で冷やしました」と言われますが、湿布では冷えません(笑)
当院のおススメの湿布はコレです。
ゲルタイプではあるものの、粘着性もあるので、腰や首は勿論、関節にも貼れます。
当院のおススメの湿布は、天然のメントールを使用して、肌の弱い方にも比較的使いやすくなっています。
院長の家の冷蔵庫にはこれが入っていて、子どもが足が痛い、腕が痛いなどの事があれば、すぐに貼って寝ます。
風邪の引き初めに喉に貼る、お腹が痛い時にも貼ります。
とてもよく効くので、家族旅行などに行く時は、テーピングとこのシップは必須です。
当院でお買い求め頂けますので、是非おっしゃって下さいませ。
また、湿布では解消しないような症状は、お早めに『ささがわ接骨院・整体院』をご利用下さいませ。
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