スタッフブログ 2017年10月17日
寒くなりました~
よく季節の変わり目などは『自律神経症状』が起きやすい。と、テレビや雑誌なんかで言われたりしてますよね。
また「な~んか最近モヤモヤして、スッキリしないんだよね~」と言うのも、天候が変調しやすいこの季節は多くなります。
何か原因があるかと思って、病院に受診するもレントゲンにも異常はなく、血液検査も異常無し。
で、『他覚所見』と言うのが無い場合は【自律神経失調症】と言われたりしちゃいます。
これに「ストレス無いですか?」「やる気が起こらなくなりますか?」と質問を受け「はい、あります」なんて言っちゃうと、軽い『鬱状態』ですね、みたいな事になり、睡眠剤や抗うつ薬などのお薬が出ちゃったりします。
そもそも『自律神経失調症』なんて病名ではなく、ただの症状の総称として言っているだけなので、それぞれ該当の原因にアプローチするといいんです。
【自律神経の働き】
自律神経ってよく聞きますが、実際はどんな神経?
自律神経は自立神経として、意識などではコントロール出来ない、又は意識しなくても、生命維持に必要な働きをしてくれる神経です。
例えば息を止める事は出来ても、心臓を止める事は出来ません。
寝ている間も、横隔膜を動かして呼吸をしています。
自律神経には『交感神経』と『副交感神経』とがあります。
この二つの神経がバランスを取り合いながら、その時の状況によってコントロールされているのですが、何らかの原因によって意図しないバランスと症状が出る事が『自律神経失調症』と言われる状態になります。
【交感神経】と【副交感神経】の働き
個人的な表現になります。
【交感神経】=【戦闘神経】
【副交感神経】=【安静・修復神経】と言う考えになります。
原始時代をイメージして下さい。
人間は元々狩猟民族です。
弓や槍などを持って、山や草原、砂利の上などを走り回り、動物と格闘しながら、食糧などを得ます。
この時に【交感神経】優位になります。
血管が収縮し怪我・傷を負っても出血量を最小にします。
筋肉は固く緊張し、筋肉を使う事による発熱を解消する為に、汗が促進されます。
そして狩りが終わって、帰ってくると、一日の活動時の身体のダメージをチェックし修復します。
この時に【副交感神経】が優位になり、血管を拡張し、筋肉が弛緩し、体のダメージの修復モードに入ります。
この時に身体のどこか損傷(異常)を起こしてないか?センサーをかけるので、動いている時には痛くなかった箇所が痛んだり、違和感を感じたりします。
【自律神経失調症の症状】
この自律神経のバランスが、社会的状況と不一致が起きたりすると、夜寝れなくなったり(不眠症)、日中ボーとしてやる気が無くなったり、暑くも無いのに妙に汗が大量に出たり、安静にしているのに心臓がドキドキしたりします。
【自律神経失調症の発生原因】
原因ははっきりとはしてません。
女性の更年期障害やストレス、環境などの変化によっても発生致します。
【自律神経失調症の治療】
一般的には『薬物療法』が一般的です。
しかしながら、一時的な物で早期に回復が見込める物ならば、それでも良いのですが、慢性的に長期間続く物は、症状を抑える、または緩和するだけの対症療法になってしまいます。
【ささがわ整体院の自律神経失調症の施術】
当院の施術は、
①骨格バランス
②筋肉アプローチ
③筋膜アプローチ
④内臓のアプローチ
⑤量子力学を利用した自律神経のアプローチ を行っています。
これらを利用して、患者様にあった施術を選んで行います。
【施術料】
7400円(税込) 別途初検料2400円(税込)となります。
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