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スタッフブログ 2017年10月04日
肩の痛みで腕が挙がらない『五十肩』でお悩みの方
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
今日は40代~60代の方を中心にして起こりやすい『五十肩』について書いていきたいと思います。
まずは『五十肩』とはどういった状態を指すのか、簡単に説明していきますね。
『五十肩』は別名『肩関節周囲炎』と言います。
肩関節の周辺の組織が炎症を起こす事により起こり、レントゲンなどを通しても明らかな原因が無いものを『五十肩』といいます。
肩関節には上腕骨・鎖骨・肩甲骨があり、上腕の骨の凸の部分に対して関節を造る凹が非常に小さく不安定な状態になっています。
その為周囲を安定させる筋肉や靭帯が存在し、関節を動かしやすくする為の滑液包などが密に存在しているのですが、不安定なのに可動域が広いため、使い過ぎや普段しないような動作を急に行うと、周囲の組織を痛め炎症を起こし易い構造になっています。
症状としては、髪を結ぶ様な動作や、つり革を握るときなど腕を挙げた時に出る痛みや、夜寝ている時に出る夜間痛、可動域制限などがおこります。
痛みや可動域制限は徐々に酷くなる場合が多いのですが、ごく稀に一夜にして症状が悪化する例があります。
この『五十肩』実はほとんどの方が自然治癒します。
ですが治癒するまでの期間が長く、長期化すると2年位かかり、その間痛みなどで眠れなかったりします。
また適切な処置を行わなければ、痛みが引いた後も可動域が元通りに戻らない事が多いのも特徴です。
ではこの『五十肩』をどう対処していけば良いのか、注意点も踏まえて順番に書いていきますね。
まず『五十肩』大きく分けて炎症期と炎症が引いて可動域に制限が出る時期により治療法が異なります。
よく「五十肩になったら痛くてもどんどん動かした方が良い」と仰って動かす方がいらっしゃいますが、炎症期に動かすと症状が著しく悪化し、痛みが強くなる恐れがありますので絶対におやめ下さい。
炎症期の対処としては安静にし、氷嚢などで患部を冷やし、炎症を鎮める事をお勧めします。
炎症が治まるまで幹部へのマッサージ、温める行為はお控えください。
当院では『テーピング』による固定により安静を図り『微弱電流機器』を用いて炎症を抑え、除痛を行い早期に次の段階に移れる様に治療を行います。
炎症が引いて来たら肩の可動域制限を改善する為の治療を行います。
この時期が来たら肩を動かす運動を行いますので、身体を温めながら少しずつ行うのが良いでしょう。
しかし、やみくもに肩を挙げたり回したりすると、再び炎症が起きてしまい治療が長期化する恐れがあります。
正しい運動療法を行い、手技療法にてケアを行う事で治癒への期間、治癒後の可動域は大きく異なります。
長く『五十肩』にてお困りの方、少しでも早期に改善を望まれる方は、一度ご連絡下さい。
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