スタッフブログ 2017年08月21日
こんにちは!
ささがわ接骨院・整体院の見並です。
今日は今やどんどん増えてきて、現代病になりつつある『ストレートネック』について書いていきたいと思います。
まず最初に簡単に説明すると『ストレートなネック』…おおよそイメージが付くかもしれませんが、『真っすぐ』な『首』この状態を指します。
「え、真っすぐなら良いんじゃないの??」と思われる方がいるかもしれませんが、人体の首の骨や背骨は衝撃を和らげたり、重力を直に受けないため正常ならば軽いカーブを描いていなければいけません。
首の骨は通常前弯という形をとっていますが、このカーブがパソコンやスマホなどを長時間続けることにより前のめりを続けたり、姿勢を意識するあまり顎を極端に引く姿勢を続けたりすると、前弯の角度が徐々に狭まって真っすぐになり『ストレートネック』という状態になってしまいます。
ではこの状態になるとなぜいけないのかと言いますと、重力や頭の重みを必要以上に肩や首に受けることになってしまいます。
特に頭は個人差がありますが正常な状態で約5Kgあります。
重さがいまいちピンとこない方は、スイカを首の上にずっと載せているとイメージして下さい。
その重さがある頭が前弯が失われることにより、どんどん顔が前に出てきます。
そうするとそれを支えるため負荷はどんどん増えていき、20Kg以上の負荷が肩や首にかかり続けます。
この状態が続くことにより慢性的な肩こりや首こり、頭痛などが起こってくる訳なんです。
ではこの『ストレートネック』どうすれば良いの?というお話なんですが、現代においてパソコン、スマホを辞めてください…というのは難しいですよね。
なのでパソコン、スマホなどの作業の途中に30分に一回くらい1,2分の休憩をとってもらい鎖骨を開いて肩甲骨を寄せるストレッチや肩に手を当て回旋する肩を回す運動、肩を挙げ下げする運動、簡単なものでしたら疲れが出る『前』に『伸び』をするだけでも幾分か楽になります。
その他に肩甲骨の間を温める事も有効となります。
暑い季節ですのでお風呂でなくシャワーだけという方は肩甲骨の間にシャワーを当て温めるなどをしてみて下さい。
あとは姿勢を定期的に気をつけて頂ければ、症状がそれほど出てない方であれば楽になります。
しかし長年のデスクワーク等により症状がひどくなってしまっている方、慢性化している方は、どんなに筋肉をほぐしても一時的には楽になりますが直ぐに戻ってしまいます。
筋肉というのは基本的に骨から別の骨に付いているので、骨格が歪み不良姿勢を続けていれば筋肉は緊張しっぱなしになります。
当院ではそういった方には筋肉をほぐすだけではなく、骨格にもアプローチをかけ正しい姿勢を維持できる様にしていきます。
そうすることで沢山の方が改善しております!!
慢性的な肩こりでお悩みの方、友達・家族などから姿勢を指摘されたことがある方、宜しければ一度ご相談下さい。
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