スタッフブログ 2017年06月27日
立ち仕事の60歳代の男性です。
ある朝起きたら、右の臀部の痛みで歩行困難になりました。
身体もがっつりと症状のある方に体が側弯してました。
直接来院されたので、予約の枠の隙間で施術させて頂きました。
余りにも強い痛みで、立ち上がるにも色々な所をつかまりながら立ちます。
検査をした所、施術をする事で改善しそうな感じでしたが、逆にさらに痛みを増長する可能性もあったので、炎症症状を早く引かせる機械療法と、筋膜リリースを弱く調整しながらかけ、除痛を行いました。
恐らく2日位で強い疼痛が引く事を説明し、患部を安静にする為にテーピングを行いました。
次の日の来院では、疼痛が減少するも、まだ強い痛みがあり、同じく除痛治療を行いました。
3回目 強い痛みが無くなっていたので、整体開始!
横向きの施術で骨盤・股関節周りを施術行いながら、関節の動きのチェック。
この日の整体で、初日の痛みから70%減
4回目 今度はうつ伏せでの施術 背中ー腰ー骨盤・股関節ー下肢をチェックしながら施術
これでほぼ疼痛は消失・・・・・???
が、側弯が取れてない?
逃避性姿勢かと思っていたので、疼痛さえ取れれば、真っすぐに・・・と思っていましたが・・・
立位で矯正方向に押しても痛くない。がっ、手を離すとスコン!と側弯が出る。
本人曰く力が入らない・・・
お腹を触ってみると、肝臓位置と膵臓位置が固い!
特に膵臓位置が固いし、圧痛がある。
内臓調整をするも、やはり膵臓が少し固い。
聞くと『糖尿病』をお持ちで、お薬も服用とのこと。
施術後、立たせると、ん!7割位改善!
「あー、真っすぐなりました!」と言うので、歩いてもらうと、また側弯が出る。
5回目 側弯は8割ほどに戻っていたが、同じく痛みはない! 取り合えずヨシ!
更に内臓の調整と、頭と首も調整。
立ってもらうと、やはり8,9割は改善
6回目 あとは側弯のみ
骨盤チェックすると、動いてない・・・
ブロックで調整
立位でもまだ2~3割の側弯がある為、立位で、内臓ポンプ調整。
後は、固着してる骨盤関節の筋膜リリースでもう少し改善するのでは、と言う事で次回の予約を入れて頂きました。
このように患者さんの症状とお身体の状態はどんどん変わってゆきます。
一つをバチって!調整し全部が整う事もありますが、大体一個一個症状取って、戻ってと繰り返します。
その為、何度も検査し施術し確認してゆきます。
人のお身体は割と簡単に変化します。
しかしその良い状態をキープするのが難しいです。
あっこの方、病院を3ヵ所行ってます。
レントゲン検査して、異常なし!
痛み止めを毎日飲まされてます。 もう、痛みが無いのに・・・
お薬を使われると、肝臓に負担がかかり、症状のない方でも、肝臓に圧痛が出現してます。
内臓の調整をメインでやらないと、完全には側弯を取れそうに無いです。
このように、病院を2ヵ所3ヵ所行って『異常なし!』しかし、痛い方、来院をお待ちしております。
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