スタッフブログ 2017年05月31日
10年以上も前に交通事故にてむち打ちになり、その後遺症でお悩みとのこと。
その時は大きめの国産車に乗ってらしたのですが、後方からの追突にて首・肩・腰を痛め、手のシビレまでありました。
その時は整形外科病院にてリハビリを行っていたそうですが、肩・腰・手のしびれは治ったものの、首の痛みと頭痛は残り後遺症となってしまいました。
※余談ですが、首の痛みと頭痛は残っていたのですが、自賠責保険の仕組みが分からず、後遺障害の申請はせずに、泣き寝入りで終わりました。
それからも症状は続いているので、病院での痛み止めを処方してもらい、毎日のように薬を飲み続けています。
何度も薬の副作用で、お腹を痛めた事もあるそうですが、首の痛みと薬は、仕事を行う上で必要で止めれないそうです。
当院にネットをみて来院頂きました。
色々お話を伺っていますと、半ばあきらめムード。
少しでも痛みが減って、薬の量だけでも減ればと言うご希望でした。
お身体の姿勢の写真を撮らして頂きますと、体は傾き、背中は丸まり、実年齢より少し歳を取って見えます。
検査を行いますと、腕は真っすぐ上まで上がらない。
首は上を向けない。
左右は向けてない(本人は向けているつもりですが、体ごと動いている感じ)
施術を行いますと、胸椎、肋骨、肩甲骨、頸椎がほぼ動いてない!
特に上部頸椎、下部頸椎が動いてません。
何度もブログに書いてますが、交通事故のむち打ちはほぼ皆さん、上部頸椎(頭蓋骨・第一頸椎・第二頸椎)にダメージを受けて、運動障害を起こしています。
そこを重点的に丁寧に動きを付けて行きますと、それだけで、首の運動痛が軽減。
古いお怪我なので、あまり一気にやり過ぎると、あとでぶり返しの症状が出てしまうのでそこで施術終了
2回目いらした時にお薬はまだ使われてますが、痛みが10→5,6位までに軽減
2回目にもう一度上部頸椎と下部頸椎、そして胸郭部(胸椎・肋骨・肩甲骨)を調整させて頂きました。
3回目PainScoreは10→3程ですが、不安からまだお薬は使用中との事。
5回目の施術でPainScoreは1,2までで、お薬も使われて無いそうです。
まだ雨降りなどの天候の変化で、痛みまたは頭重感は出現するそうですが、施術を続ける事によりお身体が回復する感じを確信して頂き、定期的に通院頂いております。
古いむち打ち症状であろうが、きちんと施術を行わないと『日にち薬』とはなりませんし、きちんと施術を受ければ、どれだけ昔の症状であろうと少しづつ改善してゆきます。
是非むち打ちの後遺症による首・頭痛をあきらめないで下さい。
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