スタッフブログ 2017年03月25日
割と多いケースなんですが、中年の女性で好発している肘の痛み。
病院に行ってレントゲンでは異常なし(お決まり・・・)
「テニス肘ですね~」
「テニスって、あのテニスですか??」
「はい、腱鞘炎の仲間ですね~」
「テニスとかしてないんですけど???」
「ん~、まぁ塗り薬と、湿布を出しておくので、また痛かったら来てください・・・(お決まり・・・)」
と、言うわけで当院にお見えになったのですが、痛いのが両腕・・・
検査チェックさせて頂いたら、右の方は整体で何とかなりそう。。。。
左はひょっとしたら、筋腱組織まで痛んでるかも・・・
左右症状と言うか、痛みが出てる筋肉が違うんです。
右の整体から指先から、肘、肩まで調整させて頂きました。
テストを行うと、「まだ痛い・・・」
「うんうんうん。」と平静を装う。。。
と言う事はやはり筋膜までいってるかも・・・とチェックし、筋膜の癒着をリリース!←これは筋肉と筋肉との間の筋膜リリースなので、手技で行います。
これにより、取り合えずpainscoreが10→4,5程度に。
刺激痛はなくなりました。
左肘は、メディセルトリートメント(機器による筋膜リリース療法)を行いました。
テニス肘は【上腕骨外課炎】と言って、指・手首を起こす時に使われる筋肉の腱が付着してます。
そこを日常的に使い腱の付着部、腱部、筋腹に炎症を起こし痛みが出現するものです。
軽度の物は湿布であったり、専用のバンドサポートなどで保護したりしますが、経験上それと、患部だけの施術ではなかなか症状は取れません。
昔は大体3~6か月ほどの施術が必要でした。
しかし、患部+それに関連する関節を調整する事で、症状も楽になり、患部への負担も減ってくるので、組織損傷部位の修復も早くなり、結果早く施術が終了致します。
腱鞘炎は『オーバーユース(使いすぎ)』と言われ、「安静にして下さい」と言われますが、そもそも安静に出来る位なら、腱鞘炎にもならないですよね。
2週間以上の肘、関節の痛みはすぐに適切な処置をしないと、他の個所まで歪みずれを来たしますので、早めの施術をお勧め致します。
肘の痛みで『テニス肘』と言われ、バンドや湿布では治らない方、ささがわ接骨院・整体院へお問い合わせ下さいませ。
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