スタッフブログ 2015年06月25日
夜中や朝方に足がつる(こむら返り)を起こすと言う男性が来院されました。
実際は腰痛と坐骨神経痛が主訴の男性なのですが、全身のバランスの調整を行っている時に、ふくらはぎを触診していると、『しこり』を発見!
「〇〇さん!夜中とか朝方足つりません?」と、聞くと
「そうそう、よくつります」
「〇〇さん、ココ!しこりになっちゃってますよ! 痛くないですか?」
足のつりを何度も起こすと、『肉離れ』の状態になり、そこがしこりとなり、何度も『つりを起こす癖』になるのです。
『足のつり』が起きる原因は、ふくらはぎの血行不良が大きな原因となっている場合が、多いです。
筋肉は脳から『収縮しろ!』と言う指示を受けて、筋肉が縮み関節を動かします。
それの反対に『緩めろ!』と言う指示も脳から信号が出ます。
つまり、筋肉が縮む『ON』状態から『OFF』にスイッチが切れない為、どんどんと自分の意識とは別に筋収縮が止まらない為に、自分で自分の筋肉を損傷してしまうのです。
脳から出た脊髄神経から末梢神経へと枝分かれし、その末端と筋肉の接触点の部分に『シナプス』と言う部分があり、そこがスイッチの接触点となります。
血行不良が起きると、血液に含まれる成分が不足し、シナプスの異常を起こし足がつります。
予防として、常にふくらはぎを柔らかくしておく。
学生の時に準備体操として行っていた、『アキレス腱を伸ばすストレッチ体操』を行います。
就寝時に足がつる方は、寝ている間に、汗をかき、水分と塩分が出て行ってしまいます。
塩分が不足すると、シナプス以上が起きるので、寝る前にコップ一杯の水と、一つまみの『食塩』を入れて飲んで下さい。
スポーツドリンクを代わりに飲んでもOKです。
足のしこりが強く起こしていなければ、1週間も続ければ、つらなくなってきます。
それでも足がつる事が続けば、お早めにお近くの接骨院または、ささがわ接骨院へご相談下さいませ。
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