スタッフブログ 2015年05月19日
脊柱管狭窄症と診断された60代の男性がどこの病院・治療院・接骨院でも治らなくて来院されました。
長年の腰痛と、両下肢の痛みで苦しんでいる方でしたが、その方の遠方の知人が『AKA療法』がテレビでやっていてそれを治療院でやってもらったら、良くなったよ」と聞き、三重県でAKA療法をやっている治療院と言う事で
来院頂きました。
年齢の割には比較的身体の大きな方でしたが、腰は前方に曲がり、立ち上がりと歩行が辛いようでした。
間歇性跛歩も5分位で起こり、手術の適応に入ってくるような状態でした。
問診・検査にて骨盤関節の機能不全もありましたが、それだけでは無さそう。
経過が長い為、骨盤だけでなく、股関節、膝の関節も拘縮があり、どこの不良個所が、どの割合で症状を
出しているのか分かりませんが、お時間はかかると思いますと伝え、施術を行いました。
施術後は、「うん!少し楽なような気がする」と仰って頂き、次の予約を入れて頂き帰られました。
2回目いらした時、「楽だった!希望が持てる!」と仰って頂いたのですが、3回目、4回目の来院では
「変わらない。1回目が一番良かった」をずっと仰ってました。
検査では腰部の屈曲角度や、腰痛も軽減しているのですが、残念ながら下肢痛に関しては、満足行く、
結果は出なかったようです。
遠方から頑張って来て頂いたのですが、ペインスコア10→7位で離脱されました。
施術で結果が出ても、症状が戻る方は多いです。
そして痛みと言う自覚症状は本人が評価する物なので、治った、治らない、まだ痛いは本人次第のとこもあります。
まぁ今回は残念ながらクライアントさんの満足いく結果が出せなかったと言う話です。
脊柱管狭窄症の特に加齢による物は、そればかりが100%原因ならば手術療法の方が早く良くなります。
しかしそれ以外の原因が何割かある場合、その部分は改善しますが、残った症状は、自己治癒能力に委ねる事に
なりますので、時間をかけて改善する方、それまで待てずに離脱する方、それまでに症状が進行してしまって
手術に移行される方があります。
まだまだ頑張って修練しなければと思います。
それでも一回診てもらいたいと仰る方はささがわ接骨院までご相談下さいませ・・・
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