よくある質問 2014年09月09日
よく接骨院さんのHPで、交通事故の患者さんの治療費(患者さん負担)は『0円』と書いてあるのをよく見ます。
これは加害者側の保険会社が自賠責保険の範囲で建て替え払いをされる場合、接骨院、病院の施術料(診療報酬)の請求を保険会社にする為に、患者さんの窓口負担が0円になるのです。
しかしながら、保険会社により自賠責保険の枠が少なくなると、『治療費の打ち切り』又は、自賠責保険から健康保険の切り替えを要求される保険会社が稀にあります。
打ち切りの場合は患者様が継続治療を要望する場合、自費又は健康保険(第3者行為の申請が必要)となり、窓口負担が必要になります。
(保険会社よりの健康保険の要求では窓口負担を保険会社が支払う場合があり、この場合接骨院と保険会社で交渉致します。)
また、健康保険に切り替えた場合、自賠責保険治療(自費)と健康保険治療は基本的に内容が違う場合があります。
その為、健康保険適応外の施術(例えばテーピングやシップ、包帯など)は同じく窓口負担が必要です。
施術料も健康保険の方が金額が低いので、施術拒否をされる接骨院もあると聞きます。
患者様と接骨院の関係は、施術と言うサービスを提供し、患者様より報酬を頂くと言うのが基本です。
「えっ?0円じゃないの?」「保険会社が接骨院に払ってくれるのが当然じゃないの?」は患者様も勿論、ほとんど多くの接骨院の先生が勘違いしている事なのです。(弁護士の先生曰く)
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