スタッフブログ 2019年01月11日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は『寝違い』をきっかけとして、慢性的な『肩こり』や『肩の痛み』で悩まれていた女性について書いていきたいと思います。
今回の女性は数年前に特別なきっかけもなく、朝起きた際に首を痛めてしまいました。
この痛み自体は3,4日安静にする事で落ち着いたのですが、その時以来肩甲骨から首にかけての慢性的な筋肉の張りによる『肩こり』の症状と、この『肩こり』が酷くなることによって『肩の痛み』が出てくるため悩まれていました。
最近になってこの『肩の痛み』が頻繫に出てくる様になり困っていた時に、整体を受ける事により解消する事が出来たという話を聞き、当院にご連絡頂きました。
『寝違い』をされてしまう方の多くは、無意識の間に関節や靭帯に必要以上の負荷がかかってしまい痛めてしまう事にあります。
痛め方にもよりますが、外からは見てはわからなくても、内面にお怪我を負っている場合が多く、中の方で赤くなっていたり、熱を持っていたり、場合によっては腫れてしまう事もあると思います。
通常の『寝違い』であれば、この熱や腫れが治まれば痛みが治まってくるため、3日から1週間で痛みも治まってきます。
しかしこの時『寝違い』の症状として首の動かし辛さや、筋肉の張り、痛みなどを感じるため運動が制限されたり、筋肉の使い方が偏ったりする期間がある為『寝違い』をきっかけとして関節や構造的な歪みが起きてしまう場合があります。
この歪みをそのまま放っておくと、慢性的な『肩こり』の症状に繋がったり、頻繁に『寝違い』を起こしてしまう事になります。
症状を繰り返さないためには症状を出している筋肉を緩めるだけでなく、筋肉が固くなってしまう原因の歪みに対して施術を行っていく必要があると考えます。
今回ご来院された方も過去に痛めた際にバランスを崩し、そのまま日常的に使っていた為、頚部周辺以外にも関節の歪みがあり、姿勢にも問題が起きていました。
姿勢の問題が起きると、今現在出ている症状の他にも症状が出てしまう可能性が有るため、そこも改善したいのですが、まずは問題が起きている首周辺の整体から行っていきました。
初回の施術では首から肩甲骨周辺の筋肉を緩め、関節を動かす施術を行っていきました。
施術を行っていくと『肩こり』が解消されるのを体感するだけでなく、首の動ける範囲も増え、良い姿勢が取りやすくなり姿勢の写真にも変化にも変化が出ていました。
しかし残念ながらこの良い状態も1回の施術では定着しないため、この状態を維持できる様にするためには、日常的な問題を患者様からフィードバックして頂き、微調整を行いながら集中期間を設けて施術を行う必要があると考えます。
今回の患者様もお身体を変えていくために、継続的な通院をお考えいただきました。
2回目の施術では『肩こり』の症状が減り、筋肉の張りを感じる場所が最初の頃と比べて、かなり限局されていたので、その場所に対しての施術を加えて行いました。
3回目の施術では前回感じてい様な問題は無かったのですが、関節などの動きや骨格の歪みの戻りがあるため集中期間として整体を行っていきました。
4回5回と施術を行っていくと、お身体もどんどん良い状態を維持できるようになってきて「最初の頃と比べると全然違う」と仰って頂きました。
良い骨格の維持なども出来る様になってきたため、6回目以降は期間を空けながら経過を観察していきました。
現在は首周辺の部分整体ではなく、全体的な姿勢を整えて症状が出ないだけでなく、日常的なパフォーマンスを上げる施術を月の1,2回行っていますが最初の頃の様な『肩の痛み』はもちろん『肩こり』はなく患者様にも調子が良いという言葉を頂きました。
慢性的にお困りの症状も、当院ならお力になれるかもしれません。
四日市にて『肩こり』『肩の痛み』『寝違い』などでお困りの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡下さいませ。
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