スタッフブログ 2018年11月16日
こんにちは!
柔道整復師の見並です。
今日は交通事故を起こされてしまった際になってしまう『むち打ち』と、その治療について書いていきます。
今回の方は左折しようとした際に歩行者がいたので停車した所、後続車に後ろから追突されて負傷してしまいました。
事故当時のことはいきなりだったので、ご自身がどこにぶつかって、どの様になったかはあまり覚えてはいなかったのですが、事故後から右首から肩甲骨にかけて痛みが出てしまいました。
痛みと首筋の張りが強く動かし辛さがあったため、整形外科を受診しレントゲンなどの検査と診察を受けました。
骨には異常がなかったので痛み止めのお薬と塗り薬が処方され、1週間後にもう一度診せてくださいと言われました。
1週間の間言われた通りに薬を飲み、患部に塗り薬を塗布していたのですが、痛みが中々治まる事もありませんでした。
2度目の診察を受けた際にその旨を伝えた所、少し強めの痛み止めを処方され、もう1週間様子を見て下さいと言われました。
症状が中々改善していかないため不安に思っていたところ、知人から接骨院でも交通事故の治療が受けられる事を知り当院にご連絡頂きました。
最初にこの方がなってしまった『むち打ち』の状態について書いていきたいと思います。
『むち打ち』とは正式名称ではなく、病院で診断が出る場合『外傷性頚部症候群』や『頚部捻挫』という傷病名になります。
『むち打ち』とはどの様なものかと言いますと、強い外力を受けて首が鞭がしなるようになってしまった際に起こってしまうお怪我の状態を指します。
『むち打ち』の症状として主に起こるものは、首から肩にかけての痛みや張り、動かし辛さなどになります。
首が振られて損傷してしまう為、首から伸びている神経を圧迫し腕の痺れが出たり、首の強張りから血流が悪くなり頭痛、めまいの症状が出たりします。
事故をされてすぐはお身体の見えない所が損傷している可能性が有りますので、患部を温めたり、マッサージやストレッチを行って血行が良くなると、逆に痛みや強張りが強くなってしまいます。
急性期となる一週間から10日くらいまでは、なるべく安静を心がけてください。
この期間が過ぎると今度は患部をしっかりと動かしていかなければ、後遺症が残ってしまう事が多くなると考えます。
理由としては痛めた衝撃による傷が癒えると、今度は患部の歪みなどを中心として周辺の筋肉や関節が固まってしまうと考えられるからです。
むち打ちの原因と症状については下記記事でも紹介しています。
当院の治療の中には急性期を過ぎると、周辺の筋肉を緩めて患部を動かしていく『手技療法』という治療を行います。
今回ご来院頂いた患者様も、急性期を過ぎてからの転院という形になりましたので、ご来院頂いた際に検査を行い、当院の交通事故の治療を行ったところ、1回の施術にて痛みが少なくなり、動ける範囲も増えるのを体感して頂きました。
しかし交通事故のお怪我では痛みが無くなり、事故をする以前の状態に戻るまでしっかりと治療を行っていかないと、後々症状が酷くなってきて再度治療を行わなければなりません。
本来交通事故の治療を接骨院で行う場合、窓口負担が『0円』にて治療を行う事が出来ますが、一度治療を辞め再度痛くなってきてから治療を始める場合は、交通事故との因果関係が分からなくなり『自賠責保険』の適応外になりますので費用は患者様の自己負担という形になります。
治療面で考えても、費用面で考えても、交通事故後はしっかりと集中期間を設けてお身体を治療して頂くのが良いと考えます。
早期に『むちうち』の治療に取り組むことによって、後遺症が残る可能性はグッと減らせることが出来ると考えます。
四日市にて交通事故の『むち打ち』の治療をお考えの方は『ささがわ接骨院・整体院』にご連絡くださいませ。
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